遊就館の一階には、英霊のご遺書といっしょにそのご遺族の想いにふれるコーナーが設けられています。
そこで出会った一通の手紙の前から、私は暫く身動きすることができませんでした。
2014年12月28日日曜日
英霊の言乃葉
聖なる日に相応しい澄んだ青空、第一鳥居の上を比翼連理の如く舞う白鳩。
一昨日、24歳にして初めての靖国参拝に行って来ました。
本殿でのお参りを済ませた後遊就館へと足を運び、英霊たちのご遺品などを拝見してきたのですが、胸の詰まる、大変に苦しい3時間でした。
血染めの日の丸、止まった懐中時計、花嫁人形、自決の短刀、人間魚雷「回天」…
10万点にも及ぶ貴重な収蔵品の数々を見て回りましたが、ようやく現実を感じ取れたのは直筆のご遺書の前でした。ほとんどが特攻隊員のもので、私より年下の者が大半でした。
2014年12月24日水曜日
2014のいぶいぶ
ていうかこの小人、エレンを食べた巨人だよね。
一切れが大きくなる度に、少しだけ切なくなります。
ケンタッキーを食べたがる父は、どんどん祖父に似てきました。
..:゚*:・ピンクのしゅわしゅわ、女の子の飲み物ロゼで乾杯。.:+*:・'☆
酔いが回ると歌いたくなります。
2014年12月22日月曜日
ヒヨドリのいる庭
陽当たりの悪いささやかな庭だけど、この時季はヒヨドリのお陰でにぎやかになります。
ヒヨドリの叫ぶような体全体から振り絞るような、品はないけど一生懸命に鳴く姿も、ぽわぽわとした冠羽も、なめらかな波を描く滑空も、みんな好きです。
どこにでもいる鳥にありふれた庭だけど、こうやってひとつずつ、私の中だけの特別が静かに増えていけばいい。
2014年12月4日木曜日
ひだまりが聴こえる
せっかく感じたことも自分の言葉でまとめておかないとどんどんこぼれ落ちていってしまうようになったので、読んだ本の感想もこちらに書き留めておくことにしました。
超個人的メモ、腐注意、ネタバレしまくり、悪しからず。
山藍紫姫子ワールドに浸っていたここ数日ですが、そろそろ酸欠気味だったので新鮮な空気を求め話題の新刊投入!
久々に感じる涼風駆け抜けたようなこの気持ち、忘れたくない。
文乃ゆき著/ひだまりが聴こえる
〈あらすじ〉
難聴のせいで何かと誤解を受け周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、いつしか人と距離を置くようになっていた。そんな時に出会った同級生の太一。
バカみたいに明るい性格で思ったことを何でも口にする彼から「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」と言われ、航平はその言葉に心の底から救われて…。
友達以上、恋人未満。
太一との出会いが航平を変えていく。
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